風邪のシーズン到来ですが「風邪は万病のもと」と言われるように甘く見てはいけませんよ。
風邪かな?と思ったらすぐにケアしましょう。
引きはじめの処置次第で風邪はすぐに治ってくれる場合が多いのです。
このページでは風邪の予防や対策などについてお伝えいたします。
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目次
風邪の治し方…まず引きはじめに注意しましょう
風邪とはウイルスが上気道(鼻や喉)に感染することで起こる「急性炎症」の総称を指していて、風邪による鼻水や喉の痛みまたは、発熱など症状と言ったものは身体の防御反応によって引き起こされるのです。
風邪を治すには、その症状が最も強いケースそれぞれの対処が必要になってきます。
特に引きはじめこそが一番重要で、風邪の症状を感じたらすぐに以下の対処を行うことをお勧めします。
風邪かなと思ったら
まず一番に安静です。
1、消化がよく栄養のある食事をして、
2、温かくして十分な睡眠をとることです。
またそれぞれの症状に合った風薬を服用しましょう
しかしここで勘違いしてほしくないのですが、
「現在市販されている一般用医薬品の中に、風邪の原因であるウイルスに直接効く薬は存在しない」と言う事実です。
市販薬はあくまで症状を和らげてくれるものであって、こういった市販薬を服用しながら体が自分の力で治る働きができるように努めるのです。
それが栄養のある食事であり十分な睡眠で、安静にするということです。
通常の風邪でしたら数日で症状が治まることが多いのですが、それを短くする長引かせるのも引きはじめの処置次第と言うことを忘れないでください。
風邪の時のお勧めの食事は・・
風邪の時の食事は体を温めるものが基本ですから、冷たいものは極力避けましょう。
風邪で多少でも熱が出ているときはつい冷たいものが欲しくなりますがを、じつはこれが良くありません。
胃や腸が弱っているところに冷たいものが入ると下痢をしやすくなりますし、熱が出る原因は体がウイルスと闘っているわけですからむやみに体を冷やしてはダメだと言うことです。
温かい食事で体全体が温まることによって、免疫力が上がり風邪の重症化を防げます。
ではその体を温めることができるお勧めの食事ですが、とろみのついた食事が良いです。
生姜をふんだんに使った食事ですと体がとても温まりますし、うどんやおかゆなどは消化にも良いのでお勧めです。
またビタミンをたっぷり摂ることも忘れないでください。
風邪を引いているときは、血液中の白血球がウイルスと闘っていてこの白血球の働きを活発にしてくれるのが、ビタミンCです。
ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、トマトの野菜類や、果物でしたら柿、キウイフルーツ、いちご、グレープフルーツが豊富です。
こんな場合はすぐ医療機関へ
引きはじめであっても、先にお話したセルフケアでは風邪はなかなか治らない場合もあります。
1、急激に38度の発熱がある場合や39度を超える発熱。
2、黄色や緑色の鼻汁が出る場合や痰(たん)が多く出る場合は、細菌による二次感染の疑いがあります。
3、元々ぜんそくなどの慢性呼吸器疾患、糖尿病、心疾患などの基礎疾患を持っている人は重症化しやすいためです。
4、長く酷く続く咳や痰(たん)は他の呼吸器疾患などが疑われるためです。
以上2~4は当然ですが風邪のポイントは「高熱」です。
発熱によって身体はどんどん衰弱しますので微熱程度ならともかく、38度を超すようならすぐに医療機関にかかりましょう。
風邪の治し方・・頭痛の場合
頭痛の原因が風邪によるものとはっきりわかっている場合は、頭痛だけに対処するのではなく先ほど話したような風邪への対処法を忘れないでください。
ただここで注意したいのは、風邪薬と頭痛薬を併用することです。
風邪薬を服用しているにもかかわらず、頭痛がひどいからとここでまた頭痛薬も服用すると「薬物乱用頭痛」と言う怖い二次症状を引き起こすことがあります。
頭痛を和らげるコツとしては、頭痛薬に依存しないように対処することが賢明です。
頭の痛い部位を冷やすか、あるいは圧迫する
頭痛の原因としては頭の血管が膨張することで痛みを引き起こしているので、その膨張を抑えるために頭の痛い部分を冷たいタオルなどで冷やします。
または固定バンドなどでタオルを挟んで圧迫することでも痛みが和らぎます。
首や肩を軽くマッサージして血行を改善する
風邪の頭痛は自律神経からくることもあります。
そういった頭痛には血行の改善が効果的ですから、肩や首をタオルなどで温めてから軽く揉みほぐすようにマッサージをしてください。
血流が良くなれば頭痛はグンとらくになるはずです。
風邪の治し方・・喉の痛み
風邪による喉の痛みの対処法ですがまず「首元を温める」ことです。
ウィルスは低温の環境下で活発に動き回るため、温度が上がることで活動を弱めることができます。
そのためには、外ではもちろんですが寝る前にもマフラーやネックウォーマーなどを首に巻いて寝るようにしましょう。
次に「乾燥を防ぐ」ことです。
じつはウィルスは多湿の環境下ではすぐに地面に落下しますが湿度が40%になると、なんと30分間も空気中に浮遊しているのです。
つまり冬の乾燥期に風邪がはやる理由がここにあります。
当然喉の内部も乾いた状態はウィルスを生かしますので常に湿った状態にしておくことです。
風邪引いたらマスクを着けますが、 寝る時も着けるようにしたいものです。
コツとしてはマスクの口や鼻に当たる部分を水で濡らしておくと効果的です。
このテーマのまとめ
繰り返しますが風邪は万病のもとです。
ちょっと喉が痛い、鼻水が出る、でも放っておけば治るだろう、なんて安易な考えが風邪を悪化させ、最悪の場合肺炎を引き起こすことだって珍しいことではありません。
風邪の予防はもちろん、風邪かなと思ったら今できる万全の対策を行って、風邪がひどくならないように努めることが肝要です。
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