本格！石狩鍋は北海道のソウルフード！作り方レシピの極意はスープに！

鍋シリーズ第三弾は北海道の冬のソウルフード「石狩鍋」です。
ちょっとしたコツをマスターするだけで寒い冬には持って来いの、本格石狩鍋を作ることができます。

ここでは「石狩鍋」の本当に美味しい作り方レシピの極意をお伝えします。

本格！石狩鍋は明治の頃からの北海道のソウルフード

日本人の冬のソウルフードは何と言っても「鍋」です。
お店でもそうですが今や家庭でも本格鍋料理を楽しむことが冬の定番とも言えます。

今回は明治13年に誕生したと言われる北海道の石狩鍋について、作り方やレシピなど熱く語りたいと思います。

「石狩鍋（いしかりなべ）」の特徴は何と言っても石狩川の名物である鮭（サケ）がベースになっています。

明治の頃は当時珍しかった西洋野菜の玉ネギやキャベツが入ったそうです。
そしてなんと言っても味のベースが「味噌」であることです。

味噌は明治の頃の北海道では大変貴重だったのですがその背景には明治維新と北海道開拓がありました。

その後百何十年もの間脈々と受け継がれた「石狩鍋」は文字通り北海道の郷土料理と言えます。

石狩鍋は通にこそ愛される郷土料理

とは言え数ある鍋料理にの中でも「石狩鍋」は決してメジャーではありません。
鍋と聞いて連想する鍋料理や人気のある鍋料理の中でも、決してダントツ一位となるような鍋でもありません。

ちなみに某調査データによる鍋料理人気ランキングでは、

このような結果となっていて男女ともに「石狩鍋」はベスト10入りすらしていませんが、それでもなお「石狩鍋」は美味しいのです。

北海道民だけに愛されているわけではありません。
鍋通の人でしたら「石狩鍋」を、ひと冬に5回以上多い人でしたら10回は食します。

本格！石狩鍋作り方レシピまずは「材料」から

前置きが長くなりました。
ではいよいよ美味しい本格「石狩鍋」の作り方レシピの紹介です。
「石狩鍋」は材料ももちろんポイントですので以下必要材料です。
※2～3人前ですので適宜量を加減してください。

本格！石狩鍋の味の決め手はスープにあり！

石狩鍋をパワーアップさせる美味しい食べ方と〆のラーメン

石狩鍋を半分程食べたらスープを取ってそこにバターを入れて食べてみましょう。
その次はラー油を少し垂らしてみましょう。

どちらも石狩鍋の味がグンと増します。
そして鍋の最後はみんな大好きな〆ご飯です。

一般的には鍋の〆と言えば雑炊かウドンですが、じつは石狩鍋の味噌スープにはラーメンがベストマッチングします。

太麺の中華麺を固茹でしたら（表示が2分半茹でると書いてあったら1分だけ茹でる）味噌スープに入れて軽く煮立たせて、麺が伸びないうちにいただきます。
薬味ネギも忘れずに…

まとめ

「石狩鍋」は赤味噌と白味噌の合わせ味噌に利尻昆布の旨味と酒粕の風味を合わせた、深いコクと濃厚な味わいがあります。

個人的には鍋料理のトップに挙げたいほど美味しい鍋だと思っています。
日本のソウルフードの石狩鍋は鮭以外でも、牡蠣や鰤（ブリ）にもよく合いますので、ぜひ一度お試しください。

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