冬の足音が聞こえてくると、冷え性の人にとって辛い季節の始まりでもありますね。
たとえたくさん服を着こんでも「冷え性の根本的な解決」にはなりません。
私の家内はひどい末端冷え性で、真冬など手は氷のように冷たくなりましたが、以下お伝えする改善法で多少なりとも改善が見られています。
このページでは、そんな冷え性の方のために改善方法のポイントをお伝えしたいと思います。
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目次
冷え性改善のために有効なストレッチ法
冷え性の最大の原因としては血流が悪くなることで起きる、と言われています。
血流を良くしながら体温を上げる冷え性改善ストレッチを行うことで、効果が出ることがあります。
両手を広げ高く上げながら、それ以上伸びないというところまで思いっきり伸びをしましょう。
2、同時にそのまま後方に体を反らします。1と2を合わせて10秒ずつ3回行いましょう。
このストレッチは朝起きた時だけでなく、日中でも体が寒さで縮こまっていると感じたら行うことをお勧めします。
これを行うことで大小胸筋や斜角筋が伸びてくれますので、深い呼吸ができるようになるそうです。
そうなると血の巡りが良くなって体温が上がると言う良循環につながりますし、また姿勢の悪さの改善にもつながりますから、一石二鳥です。
3、次にお勧めの横隔膜のストレッチですが、横隔膜が硬くなると呼吸が浅くなってしまそれがまたえ性の原因となると言われています。
そのためのストレッチのやり方ですが、立ったままでも座っていても良いですから右腕を上に高く上げて、そのまま体を左側にゆっくり倒して行きます。
限界まで倒し込んだらその体勢を10秒キープしてください。
コツとしてはこの時に、みぞおち周辺にある横隔膜を意識するとより曲がりやすくなります。
終ったら今度は左腕を上げて、同じように右側に倒し込みます。左右合せて3回ずつ行うようにしましょう。
これで横隔膜がストレッチされて(引き伸ばされて)深い呼吸をすることができるようになりますから、血流が良くなり冷え性の改善に繋がってくれます。
足のストレッチで血行を良くする
もう一つのお勧めストレッチは脚(足)回りです。
足の指と手の指をしっかり組んで、足のつぼをグリグリと刺激してから右手で右足首を持ち固定し右足首をゆっくり回してあげます。
2、足の甲の指の骨と骨の間をゴリゴリと言った感じで5秒間押して、さらに足の指をそれぞれ引っ張ってあげます。
気持ちの良いエクササイズですからゆったりとした気持ちで行うのがコツです。
終ったら反対の足も同様に行いましょう。
このエクササイズを行うことで足全体の血流が良くなるそうですから、靴下いらずのポカポカ状態で寝られるそうです。
冷え性改善のための飲み物とは?
冷え性改善にお勧めの飲み物は一番に生姜(生姜)湯や生姜紅茶です。
発汗効果、利尿効果、そして血行を良くする効果があり、健康にもダイエットにも良い飲み物で、作り方はとてもシンプルで簡単です。
1、ひとかけらの生姜(40~50g程度)を洗ったら「皮ごと」※じつはこれが生姜の栄養素を逃がさない大事なポイントだそうです。
半分はすりおろし、半分は千切りにします。
2、急須に緑茶の葉を入れそこに千切りにした生姜を入れます。
お湯を注いだら1分ほど蒸らしてお茶碗や、マグカップにそそぎます。
3、そこにすりおろした生姜の絞り汁、そして好みで蜂蜜を加えて出来上がり。
ちなみにこれで2人分です。
その他冷え性改善にお勧めの飲み物
生姜湯や生姜紅茶以外にお勧めの、飲み物を以下ご紹介します。
【ゴボウ茶】
ゴボウなどの根菜類は全身を温める効果があると言われていて、特にゴボウは根菜の中でも食物繊維が豊富ですから体に良い食材の1つです。
さらに大腸がん予防や肝機能向上高血圧を改善する効果もあり、またゴボウ茶はアンチエイジング効果があると言われ最近話題になったそうです。
【ゴボウ茶の作り方】
ゴボウを軽く洗って皮付きのままでいいので、ピーラーでササガキを作ります。
それを1~2日ほど天日干しにしてカラカラに乾燥させてから、次にササガキゴボウをフライパンで乾煎りします。
コーヒー豆と同じような焙煎状態にしたゴボウをひとつまみ急須に入れて熱湯を注ぎ、1分ほど蒸らしたらゴボウ茶の完成です。
ゴボウ茶はノンカフェインですから、睡眠前に飲んで体を温めてから就寝するのもお勧めだそうです。
ゴボウ茶以外には、ホットココア、ホット赤ワインなども体を温める効果があると言われています。
冷え性改善のための正しいサプリメントの選び方とは
冬の寒さはもちろん夏のクーラーによっても冷え性は起きると言われていますが、そんな冷え性を改善するサプリもまた数多く出回っています。
冷え性改善のためのサプリは主に、以下の2種類に分けられます。
1、体を温める成分で主となっていて、体温を上げる効果があるサプリ。
2、血流の巡りを良くして、徐々に体温を上げようとするサプリ。
その成分の源になってるものは、やはり生姜であったり高麗人参、マカなどがあります。
こういったサプリは体質的に、効果が出やすい人とそうでない人がいますが、サプリの特徴としては「継続した飲用によって」効果の有無が分かれると言われています。
つまり医薬品と違って単発的に飲用しても即効性はありませんし、飲んだり飲まなかったりという方法もあまりお勧めできません。
しかし優良なサプリは冷え性改善以外に肩こりが治ったり、肌艶が良くなるといった嬉しい二次的な効果が出ることもあるそうです。
ネット検索をかけますと実際に飲用された人の口コミやレビューが出てきますので、そう言った意見を参考にしてご自分に合ったサプリを見つけることをお勧めします。
このテーマのまとめ
冷え性はひどい場合真夏の暑い時期でも手足が冷たくなりますし、最悪は偏頭痛や肩首背中などのひどいコリも出ることがあるそうです。
健康面から見ても冷え性は、決して良いことはありません。
ストレッチや運動、あるいは飲み物やサプリといったさまざまな冷え性改善策を試して、ご自分に合った方法を見つけることが一番かと思います。
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