男子厨房に入らず・・・
今の時代には全く通用しないコトワザになりました。
「男のこだわり料理」と言ったカテゴリも一般的になり、
週末になると料理にチャレンジする男性も激増しているとか・・・
ここでは男の料理歴28年の筆者が、お酒が進む簡単おつまみをわかりやすくお伝えします。
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目次
男の料理!週末にチャレンジしよう!
男の料理と言っても多忙な週中にチャレンジするのは難しいもの。
比較的時間が取れる週末に食材を買い求め、じっくり時間をかけて料理したいものです。
とは言っても、最初からレベルの高い料理にチャレンジしても、失敗する確率が高くなります。
テクニックを要する料理作業が必要なものは、しばらく先のお楽しみにして、
ここはまず簡単なおつまみ系で料理の楽しさを体験して、完成したおつまみに舌鼓を打ちましょう。
男の料理!こだわりのある逸品とは?
「こだわりの料理」とは言うもののプロではないですから、必要以上にこだわることはないと思います。
たとえば必要以上に「食材」にこだわったり「調理器具」にこだわる必要もないですね。
ミシュランの星獲得を目標にするわけではないのですから、高価な食材を買い求めることは、こう言っては何ですが「豚に真珠」「猫に小判」ではないでしょうか?
安い食材でもいくらでも美味しい料理を作ることは出来ます。
高価な包丁や調理器具がなくてもまったく問題ありません。
こだわって欲しいことは「調理法」であり「ちょっとしたコツ」などです。
さらに筆者が考える「こだわり」とは、数限りない料理の中でも、
「これだけは誰に食べてもらっても、美味しいと言ってもらえる逸品」
と考えています。
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男の料理!美味しいおつまみ簡単レシピ「豚の白もつ煮込み」
お酒の肴も数多くありますが、第一弾は大人気の「豚の白もつ煮込み」(以下もつ煮込み)です。
「もつ煮込み」はお酒の肴の定番メニューですが、
あちこちの居酒屋で食べても「メッチャメチャ美味しい!」と感じるものは意外に少ないものです。
その理由は「もつ煮込み」は専門店でもない限り、居酒屋では「売りのおつまみ」ではないということ。
ですからほとんどが、出来合いのものを仕入れているのが現状なのです。
もちろん一から作り上げる、美味しい「もつ煮込み」を出すお店も多いですが・・・
ではここで筆者のこだわりの「もつ煮込み」の作り方を紹介します。
【こだわりの美味しいもつ煮込みの下準備】
・豚白もつ(茹で済み)500g・・・小腸がお勧めですが、お好みで大腸やミックスでもOKです。
・大根1/3本・・・ピューラーで皮をむいて厚さ1~1.5センチ程度の銀杏切に。
・ニンジン1/2本・・・大根同様ですが厚さはやや薄めに。
・木綿豆腐1丁・・・縦半分にカットして6~8切りに。
・コンニャク1個・・・熱湯をかけアクを取ってから、ガラスコップなどを使ってひと口大にカット※
☆その他具材としてはゴボウやキャベツなどがあります。
あまりお勧めしませんがお好みでどうぞ。
※コンニャクは鉄との相性が悪い食材で包丁で切ると酸化して味が落ちます。
(セラミック包丁ならOK)ガラスコップで切ったり手でちぎれば、表面がデコボコになって味がしみやすくなり、また見た目も美味しく見えます。
その他副材料(調味料)・・・
・白ネギ・・・薬味としてカットします(適量)
・生姜・・・2~3かけ(皮付きのまま洗ってスライス)
・ニンニク・・・2~3かけ(皮をむいてスライス)
・昆布ダシ・・・市販のもの8g×2本
・赤味噌(なければ白味噌でも可)・・・大さじ5~6杯
・醤油・・・大さじ5~6杯
・日本酒・・・100ml
・みりん・・・大さじ4~5杯(甘い味が好きな場合は多めに)
【こだわりの美味しいもつ煮込みの作り方】
2、鍋に水を入れ青ネギ・生姜とニンニク半分入れもつを下茹でする(15~20分)
3、下茹でしたもつをザルにあけ軽く揉み洗いしてヌメリや余分な脂を落とす(5分)青ネギなどは廃棄。
4、再び鍋にもつを入れ水が被る程度に。残りの生姜・ニンニクと昆布ダシ・日本酒を入れて煮込み開始(5分)
5、もつの固さお好みですが、柔らかめが好きな場合ここでは1時間だし汁でコトコト煮込む(固めが好きな場合は15分程度)
6、味噌など味付け後に豆腐・コンニャクだけを入れてさらに30分煮込む(固めが好きな場合は15分程度)
7、最後に大根・ニンジンを入れて20~30分煮込む。
8、スープを味見しましょう。薄味なら味噌や醤油で味を調えて、濃い場合は日本酒と水で調整します。
ここで注意したいことは大根ニンジンを煮すぎると、
クタクタの食感になってしまいます。
また豆腐は味が良くしみるように早めに鍋に入れます。
完成したら小どんぶりによそって薬味ネギをたっぷり乗せます。
お好みで七味を振ってお召し上がりください。
まとめ
もつ煮込みを美味しく作るコツは下茹でをしっかり行うことです。
もつは茹でてあっても独特の臭みは抜け切れていないからです。
ですから下茹でしながら青ネギや生姜ニンニクで、その臭みを取ることがポイントです。
また調味料は昆布ダシを使うことと醤油だけでなく味噌で味を調えることで、うま味がグッと増します。
「男のこだわり料理」の手始めにぜひチャレンジしてみましょう。
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