人が生活する上で必要不可欠なものは「住まい」です。
もちろん住む場所も、人それぞれの事情や好みで変わってきますし、賃貸でアパート住まいや公団住宅を選ばれる方もいるでしょう。
いずれにしても「住まい」を選ぶ時に分かれるのが。一戸建てか？マンションか？だと思います。
ここでは一戸建てとマンション住まいのメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
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一戸建てとマンションのメリット・デメリット
一戸建てもマンションもそれぞれにメリットデメリットがありますね。
まず一戸建てのメリットですが、
1、マンションと違って画一された建物内の一室ではなく、一つの土地の上に存在感のある建物としてあるので、「自己所有」としての満足感がある。
2、土地の広さにもよりますが、庭があり駐車スペースがあり、所有者の自由な使い方ができる。
3、長年住んだ場合の建物や庭の外装などを、好きに変更ができる。
では一戸建てのデメリットですが、
1、草取りなどの細かいメンテナンスは、基本的に自分でやる必要がある。
2、さらに外装や外壁などは、数年に一度は大がかりな定期的なメンテナンスが必要になる。
3、マンションよりセキュリティが弱くなりやすい（システム的にマンションと変わらない場合も稀にあり）
対してマンション住まいのメリットですが、
1、内装はともかく外装などのメンテナンスは、共益費の積み立てがが必要なものの管理会社任せにできる。
2、マンション管理人の存在や、出入り口のオートロックシステムなどセキュリティが一戸建てより断然強固になっている（マンションによりますが）
3、マンション内に公園やコミュニティスペースなど、充実した環境があるケースも多く、そういった環境が子育てに向いている。
デメリットとしては、
1、セキュリティが充実している反面、一度他人に侵入されると完全な密室状態になる。
2、内部はともかく「画一された建物の一部分」と言うイメージは拭えない。
3、庭や駐車スペースなどほかの住人との「共有」が多々ある。
なおメリットと感じるかデメリットと思うかは、人それぞれですので、上述しなかった点として「近所付き合い」が挙げられます。
一戸建てはマンションと違って、どうしても隣近所と顔を合わせる機会も多く、コミュニケーションを取る必要があります。
もちろんそれが楽しいと感じたり、不審者などの侵入も近所の目があることが多いので、不審者もまた侵入しにくいと感じることはありますが、それもまたケースバイケースで、逆にセキュリティが弱いと一戸建ての場合空き巣などの侵入が容易であるといったデメリットがあります。
また近所付き合いは、他人とのコミュニケーションが煩わしいと思う人にとっては一戸建て住まいはデメリットになるのではないでしょうか？
さらに地震に対するメリット・デメリットも、マンションや一戸建ての状態によります。
耐震の機能を完ぺきに備えたマンションでしたら話は違いますが、マンションは倒壊すればあるいは、それに近い状態に陥れば階数が高い分だけ大変危険と言うことです。
一方戸建ては耐震機能が充実した建物でしたら、マンションよりまだリスクは低いと言えると思います。
マンションから一戸建てへ、そしてマンションへ
さらに住まう方の年代によるメリット・デメリットも出てきます。
つまり上述したように、一戸建てはイヤでもメンテナンスの必要があり、例えば庭の手入れや草木の管理が楽しいと感じるならそれでも良いのですが、年齢を重ねて来ると思うように体が動かないとなれば、その手入れもままならなくなるものです。
よく聞く意見に、
「若い世代で、なおかつ子供が小さいうちはマンション住まいで、30代以降は自由な一戸建て住まい、そして60代以降（定年以降）は再びマンション住まい」
とありますが、これはそういう意味では理想の住まい環境の移り変わりですね。
とは言え、そうそううまく住まいを苦労なく替えられればいいのですが・・
ここから私の個人的な考えですが、50代になった私の好みとしてはやはり一戸建て派です。
仮に建物が古くなってもそれはそれで良し、と思える楽観派ですから好きに花を植え、好きに庭で自由に動ける生活が魅力的だと感じています。
近所付き合いもそれはそれで楽しく付き合っていますので、生まれ育った街の一戸建てでのんびり余生を送るというのが私の想いです。
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