成人式は一生に一度の大切なイベントのひとつですね。
また女性にとって成人式に振袖は、欠かせない必須アイテムのひとつでもあります。
振袖を選ぶことから始まって、小物選びにどんな髪型にするかいろいろ悩むのも楽しいものです。
我が家では数年前に娘の成人式を終えていますが、このページでは振袖の正しい選び方や前撮り写真を撮るコツなど、お伝えしますね。
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目次
成人式に前撮りはあり?なし?
成人式前に振袖のあでやかな姿を前撮りするのはありでしょうか?
もちろんそれは大いにありです。
成人式前に前撮りするのは今や常識と言っても良いでしょう。
ではいざ写真館に前撮りを予約するとしてベストなタイミング、時期はいつなのでしょう?
じつは驚くことに振袖の予約が始まるのが、その年の成人式が終わった直後と言われているのです。
つまり前撮りの下準備はもう1月から始まっている、と言うことですね。
振袖の予約はご自分の好みや母親や友人たち周囲のアドバイスをもらいながら、じっくりデザイン選びをすれば良いことですが、前撮りのベストシーズンは5月~6月なんですね。
なぜこの時期かと言えば新緑の季節の頃は、1年のうちでもっとも過ごしやすい季節だからと言われています。
過ごしやすい=寒くもなくそれほど暑くもなく体調の管理もしやすいですし、振袖を着てもそれほど大汗をかくこともありません。
室内だけでなく本格的に屋外撮影をするにも、持ってこいのベストシーズンと言えます。
前撮りするためのちょっとしたコツ
時期的なタイミングは5~6月とお話しましたが、さらに時期を絞り込めばやはりゴールデンウィーク明けの5月中旬から下旬でしょうか。
なぜなら、地域にもよりますがこの時期が新緑の季節のピークを迎えますので、一番爽やかな時期だからです。
身も心も爽やかになってお肌の調子も良くなりますよね?
気をつけたいのは6月に入ると梅雨入りが待ってますので、野外撮影を考えるならやはり、梅雨の時期は避けたいものです。
また前撮りのピークを迎える時期は、夏を過ぎれば10月~12月頃ですが、まだ余裕があると思っていますと大変なことになりますよ。
10月に入りますと成人式の2~3ヶ月前に前撮りを、と考える人が大変多いですから結果としてこの時期が一番混雑することになります。
つまりこの時期に一番申し込みが殺到しますし、5~6月を逃してしまった人でもできれば、9月半ば過ぎに予定を入れて余裕があるうちに、早めに前撮りをすることをおすすめします。
そして、ご自分が納得する最高の振袖写真を撮影しておきたいですね。
これで決まり!成人式の着物の選び方
前撮りの話が先になってしまいましたが、成人式の振袖着物の選び方のコツをお話したいと思います。
成人式(あるいは結婚式など)に着る振袖は、選び方がとても重要です。
そのための選び方の大事なポイントがいくつかありますので、ご紹介したいと思います。
何より体型に合った色や柄を選ぶことです
振袖や着物を来た女性に最初に目が行くのは、じつは柄よりも色見が先なのです。
全身を布地で覆っているわけですから当然と言えば当然ですが、そのためにも振袖の選び方で大切にしたいのが色合いですね。
自分が好きな色を選ぶことも大事ですが、大切なのは着る人に合う色であること。
なぜかと言えば同じ振袖でも着る人の体型によっては、全く違うイメージや雰囲気になってしまうからです。
では以下体型別の色柄のポイントをご紹介します。
身長が155センチ~150センチ以下の小柄な女性でしたら基本色は淡く、柄も小さめの物を選ぶととても似合います。
たとえばピンク色のような愛らしい色が似合うのは、小柄な方ならでは、です。
ピンク以外でしたら濃い目の色より、やはり明るい色合いの着物がキュートなイメージを引き立ててくれます。
【背がやや高い方なら】
身長が160~165センチ以上の背が高い方でしたら、選び方としては色合いがはっきりしたもので、柄も大きめを選ぶのがコツです。
身長が高めの人が小さな柄を選んでしまうと、着物の地色の面積が大きくなるために、逆に冷めた寂しいイメージを与えてしまいかねません。
はっきりした色合いと小さめの柄を選ぶことで、メリハリがついて、スタイルをより良く見せることができます。
【ふっくらタイプの方なら】
体型がふっくらとした方なら、色合いは基本濃い色を選ぶことです。
たとえば紺色地などでしたら全体の印象が引き締まって、すっきりしたイメージになります。
また柄を選ぶ場合は上半身に柄が少なめの振袖を選ぶことが、全身をすっきり見せるコツと言われています。
柄そのものも、比較的派手めなものよりシンプルなデザインがふっくらタイプの方にはお勧めです。
【痩せ型タイプの方なら】
痩せ型タイプの方は、どうしても冷たい印象が残るため濃い目の黒や青地などの寒色系ではなく、ピンクやオレンジと言った暖かみのある色合いを選ぶのがコツです。
暖かい色が細めのラインをふんわりとしイメージを与えてくれますし、柄も比較的派手めでもよく似合うはずです。
また細身に方はショールを上手に使ってください。
ショールを使うことで上半身にボリューム感が出て、下半身とのバランスが取れて良く似合うのでお勧めですね。
複合的に考えた場合ですが、たとえば身長の高い細身の方でしたら暖色系の色地に小さめの柄を選ぶという感じで、それぞれの特徴の良いとこ取りを考えるのがコツです。
まずはこういったそれぞれの特徴を考え併せて、時間をかけていろいろ試着をしてみることが大事ですよ。
振袖は帯と小物も大切なのです
ご説明したように振袖や着物は全体的なバランスがとても大切ですから、美しい着姿となるために帯も小物も大切と言うことを忘れないでください。
帯揚げや帯締めの色、そして髪飾りなど全身のバランスまで気を配りコーディネートすることがとても大切なのです。
帯揚げや帯締めの色については、着物のスタッフさんもいろいろアドバイスしてくれますが、基本的な考え方として、
「着物の柄に使われている一色で合わせると、失敗がありません」
と言うことです。
帯揚げや帯締め以外の小物をまとめますと、
「重ね衿・刺しゅう半衿・草履・バック・髪飾り」があります。
どういう感じで選んだ振袖とのコーディネイトを完成させるか、これはやはり試着なりスタッフさんのアドバイスをもらうことがベストですね。
スタッフさんもプロですから、おかしなコーディネイトはハッキリ否定するはずですし、選んだ振袖に良く似合う小物を勧めてくれるはずです。
成人式の振袖に似合う髪型について
ここ数年、成人式に限らず振り袖姿に似合う髪型(ヘアスタイル)の種類は、昔に比べて驚くほど増えています。
美容室に行けば髪型(ヘアスタイル)サンプル写真集が置いてありますし、ネットで検索をかけてもたくさんのヘアスタイルが探せます。
振袖に似合う髪型(ヘアスタイル)もまた、体型や選んだ振袖の色柄にマッチしたものを選んでほしいですから、それはやはりプロの美容師さんのアドバイスをもらうこと、がお勧めです。
前撮り前にぜひ行きつけの美容室で、相談してみましょう。
成人式振袖写真がベストに撮れる前準備のコツを紹介します
プロのカメラマンにお願いする前撮りや成人式当日の記念写真にしても、あるいは仲間と撮るスナップ写真でも最高にあなたを輝かせる写真の撮り方をご紹介します。
これはもちろん当日の化粧のノリをよくするためですので、事前に顔の産毛を剃っておくと良いです。
眉も整えておくのも大事な前準備のひとつですよ。
2、前日はしっかりと睡眠をとりましょう。
これもまた当然のことですが、万一寝不足では肌も荒れかねませんし体調も良くないはずです。
睡眠不足で目の下にクマができていては、良い写真も撮れるはずもありませんし、せっかくの記念撮影が台無しです。
また写真撮影も数分で終わるわけもなくトータル3時間くらいかかりますから、楽しい写真撮影でも思った以上に疲れるものです。
最高の写真を取るためにも前日は十分な睡眠を取って、体調を整えておくことです。
そしてベストコンディションで当日を迎えましょう。
3、写真撮影当日は食べ過ぎに注意です。
食事を抜いて撮影に臨むと、空腹が原因で具合が悪くなりかねないので食事抜きも良くないですが、かと言ってお腹一杯食べるのはNGです。
着物は洋服と違って、締め付け感が強いですし、普段着なれない振袖を着ることで胃が満杯になっていると、気持ちが悪くなってしまうこともよくあります。
ですから食事は控えめにしておいて、撮影3時間ほど前に軽めに摂っておくのがコツです。
テーマのまとめ
成人式は一生に一度の大切なイベントですから、文字通り晴れ着姿に最高の笑顔で迎えたいものですね。
振袖の選び方と言うと何やら難しく聞こえますが、体型を意識しての色柄選びと小物とのコーディネートを考えて、自分らしい一枚の振袖を見つけることは、じつに楽しいことです。
お気に入りの振袖に身を包んで迎える前撮りの日はもちろん、成人式当日は最高の笑顔で、一生の思い出になるようにしたいものですね。
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