早くも来年のお年玉年賀状の発売が、開始されましたね。
新年に年賀状を届ける習慣は日本文化のひとつですが、年々年賀状の販売枚数は減少傾向にあると聞きます。

元旦の朝に届く年賀状を見ながら、古い友人や遠い親戚に想いを馳せる大事な習慣が廃れていると言うことでしょうか?

このページではその年賀状について、いろいろな参考情報をお伝えしたいと思います。

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年賀状の印刷はどうしていますか?

年賀状はちょっと前まではすべて手書きで書くか、あるいは印刷業者に頼むか、どちらかしかありませんでした。

しかし1990年代以降はPCの普及が目覚ましく、年賀状を手作りして自分でプリンター印刷をすると言った手法が、取り入れられるようになってきました。

年賀状をパソコンで作る便利さ

たとえば年賀状用のソフトを使えば、我が子の写真や家族写真を中心にその年の干支のイラストを取り込んで、オリジナル年賀状が簡単にできます。

もっとも簡単といっても、それなりにパソコンの操作になれていないと年賀状ひとつ作るのに、何日もかかるといったことがありますから、それなりに手慣れた方でないとちょっとむずかしいことも確かですね。

ただパソコンで年賀状が作れれば、印刷はもちろん年賀状を送る相手の住所録も併せて管理できますので、一度だけ苦労はしても翌年以降は楽になることも確かです。

年賀状の印刷デザインや素材も驚くほどの種類が!

パソコンによる年賀状作りの際のデザインや素材は、どれを使えばいいか迷うほど数多くあります。

年賀状作成ソフトの中にも豊富にデザイン見本や干支のイラスト素材が揃っていますし、それ以外にも無料の年賀状デザインや素材がネット上に数多く出回っています。

その中から、自分の好みのデザインや干支のイラストなどをパソコンに取り込んで、あとは年賀状作成ソフトの中の機能にある、イラストの取り込みのやり方さえ覚えれば、意外に簡単にオリジナリティ溢れるデザインと、イラストを使った年賀状が出来上がるものです。

我が子や家族写真も同じようにパソコン上に保存をしておいて、イラストを取り込むのと同じように画面上の年賀状に貼り付けることができます。

印刷を業者に依頼する場合は

年賀状の印刷業者さんは、基本的にあらかじめ用意された数パターンのデザインや文字例から選んで印刷を頼む場合と、写真(あるいはオリジナルイラストなど)を持ち込んで印刷を頼む場合とがあります。

基本的にはどんな印刷でもほぼ問題なく引き受けてはくれますが、ここで問題なのがやはりコスト面ですね。

オーソドックスなデザインに、ありふれた新年の挨拶程度でしたらそれほど高くはないですが、写真を持ち込んだりしますとパソコン印刷よりはるかに高い費用がかかります。

その分プロの仕事ですからきれいな仕上がりになりますし、時間のない人には印刷業者への依頼が、手っ取り早いかも知れませんね。

年賀状は喪中の場合はどうすればいい?

もし喪中となった場合は、一般的に11月中に「喪中はがき」を出して、新年のご挨拶を欠礼する主旨をお伝えします。

喪中はがきをいただいたお相手は、新年の挨拶である年賀状を送るのを見合わせることになります。

しかしこういった風習も昨今では例外的なケースもあり、喪中ですからこちらから年始の挨拶は出来なくても、親しい知人友人からの年賀状はいただきたい、と言う場合には喪中はがきの文中に、

「こちらからは新年のご挨拶をお届けできませんが、皆様からのお年始状は励みにもなりますのでどうぞ例年どおりお送りいただければ幸いです」

と言った文章にすれば良いのです。

喪中をお知らせできなかった方からの年賀状への対処は?

たとえば、
・喪中はがきを出し忘れた方からの年賀状への対処、
・年末が押し詰まってのご不幸で喪中はがきを出す時期的な余裕がなかった場合の対処、
・そして前述の喪中はがきで年賀状をいただきたい旨をお知らせして年賀状が届いた相手への対処、

この場合は正月の松の内が明けてから「寒中見舞いはがき」を出すことが一般的ですね。

寒中見舞いはがきは、寒さが最も厳しい時期に相手の健康を気遣うためのはがき(あるいは手紙)です。

ちなみに寒中とは小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの期間ですので、その時期に届くようにお送りするようにしましょう。

さらに、寒中見舞いは年賀状と違って挨拶や近況を書くためのものですから、欠礼をお詫びし近況報告をするのが一般的と言われています。

このテーマのまとめ

年賀状は準備するのがちょっと大変ですが、新年の挨拶としては欠かせないものと私は考えています。

微笑ましい家族写真やお子さんの成長写真を拝見しながら飲むお屠蘇も格別のものです。

年々廃れている習慣と聞いてちょっと寂しい気もしますが、やはり携帯メールなどの新年の挨拶では、味気ないものと感じるのは私だけでしょうか?

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