柴犬の飼い方体験記第二弾ですが、これまで私は3匹の柴犬と出会い現在4匹目の柴犬とともに暮らしています。

私の柴犬との生活は足かけ30年を超えようとしていますが、その体験を踏まえた上でこのページでは「柴犬の性格や特徴そして飼いやすさ」などについてお伝えしたいと思います。

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柴犬の性格や特徴は、育つ環境や飼い主で変わる?

まず最初に言いたいことは柴犬のすべてが、同じ性格で同じ特徴ではないと言うことです。

これは当たり前と言えば当たり前ですが、人の性格と同じように柴犬も遺伝的に親犬の気質を受け継いでいますし、何より育てる環境あるいは飼い主の育て方でも、性格は変わってくるものです。

これまで4匹飼った我が家の柴犬は血筋は全て違いますが、同じ環境下と同じ飼い主の元で育ちながらも、性格は4匹それぞれ微妙に違います。

とは言え、柴犬はその性格や特徴に一定の傾向値が強いのも確かですから、共通した部分についてお伝えしたいと思います。

柴犬の性格と特徴その傾向

・柴犬は日本犬の中でも特に飼い主に忠実と言われていますが、これは私も強く実感できています。

・大変我慢強く(忍耐強く)ちょっとのことでは泣きを見せません。

・さらにさまざまななしつけをする中で賢い面が多々見られます。

・一般的に縄張り意識が強く、敷地外でも不審なものを見ると吠える傾向があります。

ただしこれは個体差があり、我が家の場合オスの柴犬よりメスの方がよく吠えました。

総じて柴犬は飼いやすい犬種であり、また飼い主への忠誠心の高さからますます可愛くなっていくものです。
 海外で柴犬が大人気ですがそれもよくわかる気がしますね。

柴犬の性格も特徴も環境次第です

犬を育てる環境とは広い庭がある戸建てが一番と思いがちですが、そうとも限りません。

たとえ小さな庭であっても、衛生的な犬小屋があって3メートル程度の(可能ならそれ以上)リードでつないでおけばそれはそれで問題はありません。

ただそのリードが、いろいろな障害物に絡まないように注意してください。

また雨が降って濡れるような場所はお勧めできません。
犬も雨は嫌いますから、できれば犬小屋そのものも雨が吹き付けない場所にあることが望ましいですね。

そしていつもきれいな飲み水が用意されていれば、環境的には良好と言えます。

柴犬は室内でもだいじょうぶ?

また室内でも飼いたいという場合もあるでしょうが、柴犬は基本的に室外犬です。

もちろん室内で飼って悪いことはありませんし、我が家でも12才を超えて老犬になってからは室内に入れていました。

また現在3歳の柴犬も、台風や大雨の時には室内に入れることがよくありますが、それなりに毛は抜けますし衛生面にだけは注意したいものです。

ですから室内とは言ってもケージを用意したり、我が家では決められた一画以外出てはいけないしつけをしています。

人間との生活空間とある程度遮断するしつけも、必要かと思います。

柴犬の性格も特徴も飼い主次第です

環境以上に大事なことは飼い方ですね。
可愛い可愛い、だけで接するのではなく、用を足す場所のしつけや無駄吠えをしないしつけなど、ちゃんと教えるべきことは教えるのが飼い主の本当の愛情です。

特に注意したいのは「散歩」ですね。
柴犬に限らず犬族は食事同様運動をこよなく愛しているものです。

朝晩の散歩はむろんのこと「週に一度はドッグランで思いっきり走り回らせて」あげてください。

なお、柴犬に限らず「三つ子の魂百まで」と言われるように、小さい頃のしつけや飼い方で、性格は決まるものです。

そういう意味では、成犬になったのちに性格が変わると言うことはありませんので、仔犬のうちにちゃんとしつけることを忘れないでください。

また人間と同じで、柴犬も老犬になってくると性格は穏やかになる傾向はあるようです。

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柴犬飼うなら男の子女の子?

これはとても迷いますが、ここでは性格面にだけ触れてみたいと思います。

柴犬の男の子と女の子との性格的な特徴としては傾向として、やはり男の子はやんちゃ坊主であり狩猟本能も強く何に対しても好奇心旺盛で、活発な特徴を持っています。

反面女の子はおとなしい感じで穏やかな性格の子が多いのですが、じつは女の子の方が警戒心が強いと言われていますので、番犬として飼いたいようでしたら女の子がおすすめです。

もちろん個体差はありますから、その証拠に我が家の今の柴犬のメスは大変なおてんば娘です。

また傾向としてはそういう意味では男の子はフレンドリーで、犬嫌いの人はともかく我が家に訪問する人にもめったに吠えません。

なおこれは柴犬のブリーダーさんから聞いた話ですが、生まれて2~3ヵ月の柴犬を、お腹を外向きにして膝の上に抱いた時、後ろ脚をダラーンとさせるのは性格がおとなしいタイプで、足をばたつかせるのがやんちゃとのことです。

いずれにしても柴犬は、男の子でも女の子でもそれぞれ特徴があって可愛いと言えますし、飼いやすい点ではお勧めできる犬種ですね。

このテーマのまとめ

柴犬は愛くるしい顔やしぐさが大人気のようで、それに加えて飼い主への忠誠心の高さが何より犬好きには、たまらないものです。

ただ言えることは良い子になるのも悪い子に育つのも、子どもと一緒で親(飼い主)次第と言うことを、忘れないようにしたいものです。

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