我が家では柴犬を飼っていますが、柴犬に多いとされるアトピー性皮膚炎に苦しんでいました。

その原因はドックフードにあるのでは?と思い立ち、以前その対策をお伝えしていますが このページではその経緯やアトピー性皮膚炎と闘う我が家の愛犬の体験記、第五弾をお伝えします。

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犬の皮膚病はアトピー性皮膚炎の疑いあり

犬猫を問わず皮膚病はアトピー性皮膚炎の可能性が高い、と言われています。

アトピー以外では膿皮症の可能性もありますが、可能性としてはやはりカビや埃などを起因とする、アレルギーによる可能性が大なのです。

我が家の愛犬(柴犬)にアトピー症状が出始めたのは、生後1年を過ぎた頃です。

柴犬が好きな私は、これまでも2匹の柴犬を飼ってきましたが、これまでの柴犬には運よく?そういった症状は出なかったのですが、現在の愛犬にアトピー性皮膚炎の疑いがあると知ったのは、1才の誕生日を過ぎた頃でした。

とにかくやたら後ろ足で、首と言わず鼻先と言わず搔きまくるのを見て、これはおかしいと思って動物病院に連れて行きました。

犬の皮膚病はアレルギー症状から来るもの?

アレルギーとは、あるものに対して過敏に反応する状態のことを言うそうですが、これは人間に限らず犬や猫などいろいろな動物でも言えることです。

生き物は生まれながらその体内に、体を守るための防御システムのようなものが存在します。

これを免疫反応と呼んでいますが、つまりアレルギーはこの免疫反応が関係すると言うことす。

もともと生き物が持っている自然免疫と、外部から何らかの刺激を受けることで新たにできる獲得免疫とがあるそうです。

問題はこの獲得免疫であり、アレルギーの各症状は獲得免疫の中の抗体が異常反応して起きるのです。

犬のアレルギー症状が起きる原因は?

柴犬に限らず犬や猫などがアレルギー反応を起こす原因は、なかなか特定ができません。

これはかかりつけの獣医さんも断言されていました。
その理由は獲得免疫ができることに話が遡りますので、それこそ犬が生活する環境における、ありとあらゆることが想定されるからです。

カビや埃はもちろん、目に見えないものが体内に入って行くからで、その原因を突き止めるためにはかなり高額な専門機関での診断が必要になります。

それも100%これが原因です、と言った回答は得られず可能性の高いものがいくつかに、絞られるということだそうです。

アレルギー反応は食事にあり?

以前もお伝えしていますが、アレルギー反応やアトピー性皮膚炎も現代病のひとつであり、過去にはそんな病気は存在しなかったのです。

たとえば犬を例にとっても、江戸時代の犬にはそういった症状はなかったとされています。

そう言った意味では、犬にとっても暮らしにくい世の中になってしまったものですが、いろいろな文献やネット検索を続けていく中で、私はやはり「食べ物」によってアレルギー反応が生まれる可能性が、一番高いと確信しました。

つまり、ドッグフードによってアレルギー反応が出る可能性が高いと言うことです。

もちろんこれは、あくまで私の体験やらドッグフードの実態を確認した上での個人的意見ですが、実際愛犬の食事をドッグフードから自然食に代えて、アトピー性皮膚炎が完治したケースを見聞きしています。

と言うことで1ヵ月半前から、我が家の愛犬の食事を以下のように代えてみました。

・鍋にかつお節でだしを取り、大根・ニンジン・小松菜・ほうれん草・レタス・キャベツといった野菜類を5分程度煮込みます。

注意点としてネギ類とニンニクだけは絶対不可として、緑黄色野菜中心に茹でます。

・別に鶏胸肉を蒸してから、一度冷まして細かく切り分ける。

・煮込んだ野菜に冷めた鶏胸肉を入れて、大きめのタッパーに保存します。

野菜の量にもよりますが、鶏胸肉は約300gでこれで1週間分になります。

・実際の食事を上げるやり方ですが、まずタッパーの野菜と胸肉で70~80g取り分け、スープ(汁)をたっぷりかけます。

アトピー性皮膚炎の場合は水分補給が大事とのことで、ここでたっぷりかつおダシの利いた汁を与えます。

・レンジで軽く温めてから、そこに白米(玄米でも可)50gを入れおじやのようにします。

・さらにその上に大粒の納豆を10粒ほど入れます。
発酵食品は犬に限らず、アトピー体質には大変効果があるとのことです。

ですのでヨーグルト(無糖)を少し牛乳でのばしたものを、食事とは別に1日2回あげています。

・食事も1日2回ですが、我が家の愛犬は体重が10.5kgですので食事量もこんな感じです。

・おやつもまた市販のペット向けおやつは一切やめて、無塩の煮干し、豚もも肉を茹でたものを小分けしたものを、二種類を用意しています。

ではその効果ですが、

・2週間経過までは一切変化なしで相変わらず体を掻いたり、指先を舐めまくっていました。

・3週間目以降になってから、その様子が徐々に少なくなってきました。

・1ヵ月経過した頃はほとんど痒みが消えてきたようです。

・さらに我が家の愛犬は理想体重10kgのところ11kgあったのですが、この食事法にしてから一か月で500g減量できています。

なお食事以外では専用シャンプーで月に2回全身を洗っています。
まだまだ様子見の状態ですが、このままアレルギー症状が消えてくれればいいのですが・・

このテーマのまとめ

ドッグフード業界を敵に回すつもりはありませんが、ドッグフードは栄養バランスを考えているとはいえ、やはり化学加工された食品です。

やはり犬種によっては合う合わないがあるということです。
もちろん犬の健康を考えた高額な専門ドッグフードもありますが、ここは敢えて私は自然の食材を与えて行きたいと考えています。

愛犬のご飯を一から手作りする時は、ドッグフードをバラバラお皿にあける時と違って、そこには愛犬を想う愛情のスパイスだって入れてあげることもできるからです。
ちょっとキザかも知れませんが・・

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