日本を代表するベストセラー作家の東野圭吾(ひがしのけいご)さん。
彼の作品の大部分は映画化またはドラマ化されています。

それほど東野圭吾さんの小説は面白く、老若男女問わず親しまれているのです。
ここでは東野圭吾さんの「手紙」はじめ、彼の理屈抜きに面白い小説のランキングをお伝えします。

スポンサーリンク

東野圭吾さんの面白い小説ならコレでもかと言うほどズラリ!

日本が誇る名小説家東野圭吾さんの小説は、ここに書き尽くせないほどズラリ揃っています。
その小説が映画化されたりドラマ化された作品を観た方でも、原作を読んでいないという人も多いのではないでしょうか?

映画やドラマももちろん面白いことは確かですが、小説の世界はひと味もふた味も違います。
本の世界はより想像力を膨らませてくれますし、映像化された世界とは面白さが違うのです。

【東野圭吾さんの経歴】

1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。

1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。

2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞、2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。

テレビドラマ・映画化されたものも多い。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画『手紙』『ラプラスの魔女』。
2018年11月『人魚の眠る家』、2019年木村拓哉主演で『マスカレード・ホテル』が映画化される予定。

出典:ブクログ通信
https://hon.booklog.jp/pickup/higashinokeigo-20180501

小説の特徴としては初期の頃ですと、学園物・本格推理・サスペンス・パロディ・エンターテイメントなど大変多岐にわたっています。

反面スポーツを題材にした小説も増えて来てアーチェリーや野球、スキー、スノーボードなどをテーマにした小説も登場しました。

東野圭吾さんの小説の大きな特徴はシリーズ化されたものも多いと言うことです。
有名な作品としては刑事加賀恭一郎が登場する「赤い指」「私が彼を殺した」「悪意」

スポンサーリンク


あるいは大ヒットした物理学者湯川学が主人公の「探偵ガリレオ」シリーズは文句なく面白い作品です。

また東野圭吾さんの小説は胸が震えるほどの感動を覚え心に染みる作品も、数多くありますので後述のランキングで紹介いたします。

東野推理小説の場合は作品を重ねるごとに作風が変化しているのがわかります。

初期の本格推理のような意外性に重きを置いた作品が少しずつ減少して行くと、近年は社会派推理小説のように現実的なストーリーが多くなり社会性に重きをおいた作品が増えつつあります。

反面人気の小説には「ナミヤ雑貨店の奇跡」のようなタイムスリップ的な超常ストーリーも大変面白い作品です。

東野圭吾さんの面白い小説ランキングはこれ!

ではここから東野圭吾さんの小説の中でも、読んで絶対損のない最高の作品を「ベスト10」として紹介いたします。

東野圭吾さんの面白い小説ランキング
ランキングは各口コミサイトなどを参考にしつつも、あくまで私個人の順位付けですのでご了承ください。

さまよう刃…妻を亡くし、男手ひとつで育ててきた最愛の娘を慮辱され殺害された父親が犯人を追い詰めて行く…映画化。

天空の蜂…原発問題や自衛隊の存在、また虐め問題等包括的訴えかけられている迫力のある社会派作品…映画化。

時生(トキオ)…無頼の若者が、謎多き少年トキオと出会い行方を消した恋人を追う姿を描いた作品…テレビドラマ化。

麒麟の翼…瀕死の状態で日本橋麒麟の像にたどり着き死んでいった男性の謎を追う、加賀恭一郎シリーズの第9作目…映画化。

秘密…事故死した妻の魂が自分の娘の体に宿ってしまう…さまざまな葛藤や愛の姿丁重に書き込まれた作品…テレビドラマ化。

ナミヤ雑貨店の奇跡…とある雑貨屋の主人を核にして、時空を超えて児童養護施設にいた人たちの昔と今が絡まり合う心温まる作品…映画化。

流星の絆…トリックや展開が二転三転しつつも犯人を追い続ける兄弟の深い絆が感じられる作品…テレビドラマ化。

白夜行…とある男女がお互いを愛し守るために次々と嘘と罪を重ねて待っていたのは悲しい結末…テレビドラマ化。

真夏の方程式…ドラマ「ガリレオ」シリーズの映画化第2弾の作品。湯川と少年の強い絆がさまざまな事件に翻弄される。

夢幻花…存在するはずのない「黄色い朝顔」がキーポイント。複雑な人間関係をドラマチックに描いた作品。

東野圭吾さんの面白い小説の中でも読むなら「手紙」から…

上述のランキングに敢えて入れていない東野圭吾さんの最高傑作が「手紙」です。

東野圭吾さんの面白い小説、最初に読むなら「手紙」
ドラマ化される予定ですが、もし東野圭吾さんの小説を読もうと思ったなら私は一番でこの作品をお勧めします。

犯罪加害者の親族の視点に立ち揺れ動く心情の動向を丁重に追った作品。

両親に死なれ、弟と二人暮らしの兄が弟の大学進学のための金欲しさに空き巣に入った家で殺人を犯してしまう…

捕らえられ刑務所に入った兄だったが孤独になった弟の元に毎月獄中の兄から手紙が届くようになる…

しかし犯罪者の兄のせいで弟はあらゆることで差別を受け挫折し続けてしまい弟はついに兄への絶縁状を書く……

まとめ

東野作品は理屈抜きで面白い小説ばかりでほとんどの作品がテレビドラマ化または映画化されています。
東野圭吾さんは小説家でありながらスーパーエンターティナーと言っても過言ではないかと思います。

ランキング以外のガリレオシリーズの「容疑者Ⅹの献身」「赤い指」「変身」「宿命」「マスカレードホテル」「ラプラスの魔女」などなど…

ここに挙げきれないほどの傑作ばかりです。
泣けて感動できる東野ワールドをぜひ一度堪能されてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク