今年もいよいよ冬将軍の訪れが間近に迫ってきましたね。

寒さに人一倍弱い私は、毎年いろいろな防寒対策を行っていますが、防寒着や防寒靴も年々良いものが出回ります。

外出の時に木枯しが吹いていても、工夫ひとつで寒さが気にならないものですよ。

このページでは寒さ対策のための、防寒着や防寒靴などの選び方のコツをお伝えしたいと思います。

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防寒対策はまず防寒着選びから

防寒着と言うとどんなものを思い浮かべますか?私が一番最初に挙げるのは「毛皮」です。

毛皮は古代人類発祥とともに防寒着として愛用されてきましたが、動物の毛皮は寒さを逃さないための性質が優れていますから、これはもう防寒着のトップに挙げてもいいかと思います。

とは言え毛皮は当然高いものですから、一般庶民にはなかなか出が出ませんし、何より女性はともかく男性に毛皮はどうにも不釣り合いです。

普通に買えるお勧め防寒着とは?

毛皮はともかく、最近では綿や絹などの植物性繊維の工業化が進んだり化学繊維の進歩によって、保温性に優れた防寒着が出てきました。

では私のおすすめの防寒着ベスト3を挙げてみたいと思います。

1位・・ダウンジャケット・コート
ダウンジャケットやコートは今や防寒着の定番になってきましたが、これはピンからキリまであります。

一番気をつけたいのが中綿ですが、ダウンジャケットやコートの中綿はダウン(骨のない羽毛)とフェザー(羽根のある羽毛)の、二つがあります。

ダウンとフェザーの混合の割合で、保温性や値段が変わってくるのです。

暖かさを追求した場合ダウンの入っている割合が多ければ多いほど、値段は高くりますが防寒対策になります。

高いダウンジャケットやコートであっても、防寒着としては何年も着続けることができますから、下手に価格的な妥協をすると「安かろう悪かろう」になりかねないですから、良いダウンジャケットやコートを選んでください。

2位・・カシミアセーター・コート
カシミアもまた防寒にはおすすめですが、これは「カシミアヤギ」から取れた毛で織られたものですが、ご存知のようにカシミヤの手触り肌触りはとても感触が柔らかく、独特のぬめり感があります。

保温性はウールより高く、当然値段も高くなっていますが最近は生産量が上がったとのことで、多少値段も下がっているそうですが、それでもカシミア100%のコートでしたら5万円以下で購入できることはまずあり得ません。

あるとしたら、カシミアの質が悪いものだったり縫製が悪かったりすることが多いようですので、お気を付けください。

上質のカシミアのコートは、生地の仕上げにもよりますが、無地のコートでも魚のウロコのような地模様が入るそうです(こういった生地をウェーブ仕上げと呼ぶのだとか)

専門店の話によりますと一番上質なカシミアは、モンゴルで育ったカシミア山羊の毛を100%使用したものだそうで、これはコートですとまず10万円以下で手にするのは難しいようです。

3位・・ウールセーター・コート
ウールはご存知のように羊の毛のことですが、ウールの特徴は暖かくて保湿性や保温性が高いと言うことです。

セーターひとつでもウールの混合率が多いほど、特にウール100%は着心地も良く暖かくなりますが、ダウン同様値段も高くなります。

ただウールにはいろいろ欠点もあって、たとえばウールは縮みやすいですから自宅で手軽に洗濯もできません(できる場合もありますが)

また日光に当たり続けていると、変色の危険があるとも言われています。

防寒対策の防寒着はアンダーウエアも大事です

防寒対策としてセーターやコートについてお話してきましたが、忘れてならないのはアンダーウエア、つまり下着です。

下着が防寒対策がされたものを着てこそ、その上に羽織るセーターやコートの保温性が一層高まるのです。

寒がり屋の私は、木枯しの吹く前にさすがにダウンジャケットを着るにはちょっと・・と感じると、まずは下着を保湿や保温の高いものを着るようにしています。
下着は見えませんからね。

保温性に優れた高機能アンダーウエアがおすすめ

ここ最近は、各下着メーカーから保湿や保温に優れた下着が販売され、シーズン前に数多く出回り始めています。

ただし、アンダーウエアに至ってはカシミヤ以上に価格の差があります。
高いものですと万体位もしますし、安いものですと数百円で購入できます。

その価格差は確実にありますし、万もするものでなくてもせめて2~3000円程度のアンダーウエアに目を向けてほしいものです。

価格差の理由は生地の素材ももちろんありますが、やはり発熱や保温そして速乾性が、一段と優れていると言うことです。

私は昨年5000円ほどのアンダーウエアを愛用しましたが、これはもう保温性抜群で、一度着たら冬の間獣手放せないと言っても過言ではありません。

だいたいこの手の下着は厚手・中厚手・薄手とありますが(メーカーによります)北国の寒さが厳しいところにお住まいなら厚手、比較的寒い地域なら中厚手、それ以外でしたら薄手と考えて良いようです。ちなみに私は中厚手です。

こういったアンダーウエアに、綿の厚手のシャツ、カシミアのセーターにダウンコートを着込めば、さすがの私も寒さが気にならなくなりますね。

防寒対策のための防寒靴も忘れないでください

ちょっと遠出をする時に寒さ対策の服を着こんでも、意外に寒さを感じるのが足元です。

足先より上は暖かくても、足首から下がジンジン冷え込んでしまうとけっこう体全体が冷え込んだような感じがして、その寒さに震えてくるものです。

防寒対策にはブーツがおすすめ

防寒靴といえばブーツですが、これもまた素材によってはあるいは靴の中の防寒程度によってはあまり保温効果のないものもあります。

おすすめはやはり何と言っても各ブーツ系の防寒靴です。
ブーツの呼称はいろいろあって「ウインターブーツ」とか「トレッキングブーツ」「スノーブーツ」などありますが、これは文字通り履く用途によって、機能が多少変わってきます。

たとえば防寒以外に防水機能に優れているものとか、疲れにくい機能や軽さを重視したものなど、ブーツにもいろいろ種類はあります。

価格帯はやはり1万円以下では心もとないですし、実際私は数年前に5000円程度のブーツを購入して、苦い思いをした経験があります。

もちろんこの価格帯でも普通に街歩きするには、問題はありませんが、保温効果や防寒と言う意味ではあまり期待ができません。

いずれにしてもトレッキングブーツであろうと街歩きにまったく問題のないものも数多くありますから、靴売り場のスタッフにいろいろアドバイスしてもらって、選ぶことをおすすめします。

防寒対策には小物やグッズも忘れずに

今日は防寒対策のための着るものと履くものをテーマにしましたが。忘れてはならないのが小物類やグッズです。

手袋はもちろんのこと、マフラーや帽子あるいは耳当ても防寒の必需品です。
特にマフラーと手袋にはやはり素材や、保温効果をしっかり見極めることが大切になってきます。

「寒い時はできるだけ肌の露出を防ぐこと」が重要と言うことですね。

このテーマのまとめ

寒い冬の季節は、暖かい室内から出るには(私の場合は)相当な勇気がいります。

昔は5枚も6枚も重ね着をしていたものですが、今では単に数を着こめばいいというものではない、と自覚しています。

優れたアンダーウエアに優れた素材のセーターにコート、これで十分防寒対策になります。

多少高くても良いものは長持ちしますので、そういう意味では何年でも着られると言うことを考えれば、結局は安上がりになるのではないでしょうか?

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