年末が近づくと忘年会や新年会の目白押しで、ついつい飲み過ぎてしまうのがこの時期ですね。
二日酔いの辛さは経験した人にしかわかりませんが、特に「自分の酒量限度」をまだ把握していない20代前半の方や、ふだんあまりお酒を飲まない人は、二日酔いになる可能性が高いですよね?
このページではそんな二日酔いの対策や防止法について、お伝えしたいと思います。
目次
二日酔いの対策と予防法とは?
私も若かりし頃、体力にものを言わせ、付き合い酒でガンガン飲んだものですが、その結果が翌日のひどい二日酔い・・
二日酔いの症状はいろいろありますが、まず吐き気と頭が割れるような痛み、さらに気持ちの悪さにだるさなど、飲んだ翌日は仕事どころではなくなります。
そんな二日酔いを防止することができるかどうかですが、市販の薬ももちろん効果があることは確かです。
ここでは私や友達が実践している二日酔い対策を、ご紹介したと思います。
お酒を飲む前の二日酔い防止策
じつは二日酔いを予防することは、大変重要なのです。
飲んでから二日酔いを和らげる方法もありますが、それ以前に「飲む前の対策」こそが二日酔いの一番の対策と言うことです。
空腹にお酒はNG、空腹と言うことは胃の中に何も入っていない状態ですから、そこにお酒が入ればアルコール分がドンドン吸収されると言うことです。
空腹を避けて飲み始めればいいのですが、もし空腹状態でお酒の席についてしまったなら、サラダや軽いつまみ類を先に食べることです。
二日酔い対策のための食べ物や飲み物とは?
脂肪分が多い食材を胃の中に入れてからお酒を飲むと、胃の中の脂肪分がアルコールの吸収を防いでくれるからです。
たとえばチーズやピーナッツ、あるいは肉類や卵料理そして豆腐や油揚げもおすすめです
・二日酔いを防止する飲み物は、緑茶が良いそうです。
お酒を飲む前に一杯のお茶が効果的と言われていて、そのお茶もいろいろありますが、緑茶が一番効果的です。
その理由はお茶に含まれるカテキンが、アルコールの吸収を妨げてくれると言うことです。
それ以外の煎茶や抹茶ですと、そのカテキンが少ないためここは緑茶を飲んでおくことをおすすめしたいですね。
お酒を飲んでいる途中での二日酔い防止策
次にお酒の席が始まってからの二日酔い対策ですが、以下の点に注意して飲むことが重要です。
お酒にチェイサー(追い水)がおすすめです!つまりお酒を飲みながら時どき水を飲むことです。
強いお酒にはよくチェイサーといって、お水も一緒きでてきますが、アルコール成分は利尿効果が高いので体内の水分がいつのまにか減って行きます。
つまり軽い脱水症状になるわけで、それがまた二日酔いに拍車をかけるのです。
お酒と併せて水を飲用するとひとつは脱水症状を防いで、さらにお酒が胃の中で薄まりますから、当然アルコール吸収量も減少するからです。
また経験上水を飲むとその分お腹も満たされていくため、自然にお酒の量も減る、と言うことも確かです。
二日酔い対策を忘れて二日酔いになった場合は・・
いろいろ二日酔い対策を講じても、けっきょくは飲み過ぎれば多少なりとも、二日酔いになってしまうものですよね。
そういう意味ではあらかじめ「今日はこれくらいの量でやめておく」と言った事前の計画が理想なのですが、なかなかそうも行かないのがお酒の席です。
二日酔いの翌日にお勧めの対策
・吐き気や食欲不振の場合はスポーツドリンクを一気飲みします。
これは脱水症状への対策で熱中症と同じ理論ですから効果があります。
しかしもし吐き気がひどく飲めないようでしたら「生姜スープ」が良いですね。
生姜を半かけらすり下ろしてお湯で薄めて、軽く味付けをしカップ1杯をゆっくりと飲みます。
飲んでしばらくすると吐き気がおさまることが多いですが、二日酔いに生姜は昔から特効薬的なものとして伝わっています。
・生姜の代わりに梅干しも効果があり、梅干しの成分が肝臓を復活させクエン酸が胃の調子を取り戻す働きをするそうです。
またこれ以外ですと、トマトジュースやグレープフルーツジュースも二日酔いには効果的と言われています。
・二日酔いになったら汗を流すと良い言われていますので、それほど体調不良でなければぬるめのお風呂に入ることもおすすめですが、ただし脱水症状のまま汗を流せば全くの逆効果ですからスポーツドリンクをしっかり飲んだ後で入浴することをおすすめします。
このテーマのまとめ
お酒の席はワイワイと話が弾んで楽しいものですが、話が弾めばお酒も進む・・
そして翌日二日酔いになるというパターンを、私も数えきれないほど体験してきました。
二日酔い対策は確かにいろいろありますが一番大事なことは、
「自分の酒量の限度を知って、それ以上飲まないこと」が一番であると言うことを、私もこの歳になってつくづく思い知らされています。