イルカの知恵袋“そこが知りたいネっと”

メタボの基準ご存知?あなたのウエストや内臓脂肪は?成功体験談紹介

メタボと言う言葉が使われ出してからずいぶん経ちましたが、メタボの基準ってご存知でしたか?

じつは私は2年前まで見事なメタボ体型でしたが、とある事情から脱メタボをめざし、半年間のダイエットに取り組み成功しました。

さらに続けて一年間のダイエットで目標の数値をクリアし、今ではメタボも解消です。

このページではメタボの意味やその解消法を、実体験をもとにお伝えします。

メタボの基準とは?

メタボ=メタボリックシンドロームについては専門サイトで、以下のように解説されています。

日本人の3大死因である「ガン」「脳卒中」「心臓病」のうち、「脳卒中」「心臓病」を引き起こす原因は「動脈硬化」であるといわれています。

この動脈硬化と深く関係しているのが「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」なのです。

「メタボ」という言葉を、近年頻繁に耳にしますが、「メタボ=肥満」と勘違いしている人が多いようです。

太っていることの代名詞のように使われているメタボですが、正しくは、上に述べたメタボリックシンドロームのことなのです。

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満であって、高血圧・高血糖・脂質異常の3項目の内の2つに当てはまる場合に診断されます。

自覚症状がない場合も多いですが、脳卒中、心臓病、糖尿病などの生活習慣病を引き起こしやすい状態にあると判断されます。

いかがでしょうか?私の場合上述にあるようなハッキリとした自覚症状はなかったのですが、この時身長170センチで体重は88キログラムありウエスト(腹囲)はなんと98センチにまでなっていました。

ちなみにBMI値や体脂肪率、内脂肪率も標準値を大きく上回っていました。

ウエスト(腹囲)は男性の場合で85センチを超すとメタボと判断されます。

いずれにしても私は完全なメタボでしたから、一念発起してのダイエットに取り組んだと言うことです。

そして結果的に一年かけて体重がマイナス12キログラムの76キロ、ウエストはマイナス13センチでジャスト85センチにまで落とすことができました。

では私の行ったメタボリックシンドローム対策法を、以下お伝えします。

メタボの基準はまずウエストから

上述したように男性はメタボの第一基準としてウエスト(腹囲)が85センチまでとされています。

健康ランドにでも行けば見事なまでの太鼓腹の男性諸氏をお見掛けしますが、私はそれが嫌だったことと娘に完全に馬鹿にされたことがきっかけで、メタボ対策に乗り出しました。

じつは過去にも何度かダイエットを行ったのですが、お決まりの途中挫折で成功した試しがありませんでした。

今回メタボ対策を行うにあたって、人間ドックでお世話になった医師やアドバイザーさんの助言をいただき、メタボ計画を立案したのです。

メタボ対策プランニングとは

その内容ですが、まず重要事項として「短期間でのダイエットではなく長期に見ての無理のないやり方」を指導されました。

短期間で大きな成果を求めるから挫折すると言う、医師のアドバイスを聞いた時思わず私はハッとしました。

言われてみれば私のやったダイエットは、1週間で体重を3キロ落とす、そのためにハードな運動を取り入れ食事制限もかけました。

ところがどうしても仕事があるせいで、運動が思うようにできない、食事も付き合い酒のせいでなかなか制限ができない、と言った言い訳じみたことを理由にして挫折してばかりいたのです。

と言うことで、今回メタボ対策ダイエットは以下のような方法を取り入れました。

1、目標として半年間で6キログラム一年間で12キログラム減量、
2、同様にウエストも半年で6センチ一年間で12センチ縮小

これを目標として、

1、食事は抜かない代わりに、脂肪分の多い食べ物や高たんぱく食材(肉類)をやや控える。

2、炭水化物も10~20%程度少なくすることと、糖分も控えめにして緑黄色野菜や、オクラや山芋を中心に食べる。

3、お酒はカロリーの高いビールや日本酒などを避け、比較的低カロリーのウイスキー水(お湯)割りオンリーにする。

4、毎日最低でも8000歩以上歩く習慣をつけ、階段を使うようにする。

5、休日はムリしない程度のウォーキングを取り入れ、12000歩以上歩くことにする。

6、朝起きた時と会社から帰宅した時に、それぞれ5分程度の体幹トレーニングを行う。

このような目標を立て毎日実践しました。
そして毎月1日と15日の2回、体重とウエストなどを計測するようにして、その結果一年経った時には上述したように体重もウエストも目標クリアでき、今ではダブダブになったズボンの処置に困っている感じです。

このメタボ対策を行った私の感想としては、
・あまり無理のないやり方なので、やり始めから2週間程度で慣れてきたこと。

・順調に体重も落ちてきたのでさらにモチベーションが上がったこと。
ひと月ふた月と経過していくうちに、目標通り・・あるいはそれ以上の時もありましたが体重がわずかずつでも落ちていくことで、やる気が増して行くという感じですね。

もちろん途中でお酒の飲みすぎだったり、忘年会続きで思うようにいかなかったこともありますが、気持ちを奮い立たせて継続できたことが、目標完遂に繋がったのだと思います。

無理のない、そして長期的に見たダイエットだからこそ成功できると私は思います。

メタボと内脂肪の関係

内脂肪とメタボは密接に関係しているようです。
つまり余分な脂肪が外側のお腹あたりにつくものを皮下脂肪と言い、体の内側である内臓周りにつくのが内脂肪なんですね。

内脂肪が増えると、上述のように糖尿病や高血圧、高脂血症を引き起こす原因になると言われています。

ですから内臓脂肪もまた減らすに越したことはない、と言うことです。

このテーマのまとめ

メタボが良くないと言うことは誰でもわかっていることだと思いますし、私もメタボ対策を行う前は「わかっちゃいるんだけど派」でした。

でも娘の叱咤激励を受けて、今では一年間ダイエットに取り組んでよかったと心底思います。

体型はスッキリし、健康的な生活ですから毎日が元気でいられます。

体感を鍛えるとマッチョとまでは行きませんが、インナーマッスルが強くなり、それなりに引き締まった体つきになり、娘も嫁も手放しで喜んでくれています。

もしメタボに悩んでいるなら、ハードな食事制限や運動などしなくても、毎日の生活習慣をちょっと変えるだけで私のように、一年できっとメタボは解消できると思いますよ。

日頃の不摂生を少しだけ控えて、ハードなトレーニングなど行わなくても、ちょっとしたことを習慣化するだけで健康体を取り戻せるのですから、ぜひメタボの方やメタボ予備軍の方はわたしの体験を参考にしていただければ幸いです。