イルカの知恵袋“そこが知りたいネっと”

正月料理の定番、おせち料理を簡単に種類豊富に作りましょう!

お正月と言えばおせち料理、おせち料理と言えばお正月ですね。
新年を迎えた初めての食卓はやはり彩り良く、見た目にも豪華な感じでおせち料理を用意したいものです。

でも意外におせち料理を作るのは大変、と思っている方が多いと思います。
ここでは正月料理の定番おせち料理を、簡単に用意できる方法をお伝えします。

正月料理のおせちとはそもそも何?

おせちとはその昔、年の始めにその年の豊作を祈って食べる料理とされたものだそうです。

また正月三が日はふだん食事を作るためにがんばる、家庭の主婦を家事から解放する意味もあります。

ですからおせちの食材は火の通った、比較的保存の効く食材が中心になっています。

とウンチク話的なことはともかく、正月を豪華なホテルのおせちプランで食したり、有名なお店のおせち料理を通販予約するなら話は別ですが、自宅で迎える正月を自分でおせち料理を作ってみたいという方は、ぜひ私のおせち作りをご参考にしてみてください。

正月料理のおせちの種類

おせち料理の種類ですが、これもまた正式バージョンですその分類は全部で5種類あり、それぞれの料理におめでたい意味やいわれがあるとされています。

ここではそのいわれ以前に、簡単にそして見た目華やかなおせち料理を作りたいと思います。

またおせち料理はお正月三が日に、料理を作らなくてもいいように日持ちする食材で作るものですが、ではまず作り方の前におせち料理を入れ込む器、つまり重箱の準備です。

おせち料理はやはり重箱が良いですよ

おせち料理をなぜ重箱に詰めるのか?ですがこれはめでたい料理を重ねることで幸せを重ねるという意味があるのですね。

ですから最低でも二段重ね、できれば三段重ねの重箱を用意しましょう。

その重箱ですが、これまた本格的な漆塗りの重箱を用意するとなれば、相当な出費を覚悟しないといけません。

ところが最近では見た目それなりの重箱が100均ショップあたりで安価で購入することができます。

あるいはホームセンターあたりでも、1000円程度で購入することができます。

重箱の準備にいくらかけるかはお任せしますが、では早速重箱を用意しましょう。

おせち料理の準備

ではおせち料理を簡単に作る方法ですが、これはもちろん一から手作りするわけではありません。

たとえば黒豆一つ用意するにしても、時間をかけて煮込まないといけませんし、私はそこまでの手間ひまをかける必要がないと考えています。

なぜなら年末のスーパーに行けばそれなりに美味しく出来上がった黒豆が売られているからです。

作る時間があり、それなりの料理の腕があるならすべてのおせち料理を手作りされるのも良いと思いますが、ここではあくまで各おせち料理の食材はお店で購入することが前提です。

おせち料理で用意したい8つの食材

では重箱を飾るおせちの食材の中で用意したい食材を以下に挙げます。
1、紅白のかまぼここれは大定番の食材ですおめでたい紅白のかまぼこがなくては、おせち料理とは言えません。

2、伊達巻、黄色で鮮やかな伊達巻もまた正月おせち料理には欠かせません。

3、昆布巻き、「喜ぶ」がいわれとなった昆布巻きもぜひお買い求めください。

4、栗きんとん、これまたおせちの花形的存在です。

5、黒豆、マメに暮らせるように、がいわれの黒豆もやはり欠かせませんね。

6、ちょろぎ、黒豆のそばに存在感のあるまっ赤なちょろぎも、彩りを添えてくれます。

7、田作り、カタクチイワシの稚魚である甘露煮の田作りも欠かせない存在です。

8、錦卵、君と白身がきれいに分かれた錦卵もまたぜひおせち料理には用意したいですね。

末広がり的な8つの食材でまずは一の段を飾りましょう。

追加で用意したいおせち食材

上述の8つの食材は必要最低限のおせち食材です。
では以下二の段に用意したいおせち食材です。
1、数の子、プチプチ食感が絶妙な数の子はやはりおすすめですね。

2、小海老の串刺し、腰が曲がるまで長生き、がいわれの小海老もぜい用意したい食材です。

3、叩きゴボウ、甘辛く味付けされた叩きゴボウもおせち料理の定番のひとつです。

4、いくら、いくらもまた子宝と子孫繁栄のいわれがあり、数の子とともに用意したい食材です。

5、紅白なます、大根とニンジンを甘酢で漬けたものでおめでたい紅白の象徴です。

以上が簡単におせちを用意できる食材の数々ですが、これはすべてスーパーで売っています、

あとは彩りよく盛り付けるだけですが、ひとつおすすめしたいのは「バラン」を上手に使うことですね。

バランとはお弁当の時に仕切りと使う、緑色のギザギザの葉っぱのようなものですが、これをおせち料理の重箱にもうまく活用してください。

ただし使いすぎると緑色が強調されますので、ほどほどに使いましょう。

三段目の重箱は洋風がおすすめ

ちなみに私は毎年、三段目のお重は洋風にしています。
これがまた味も趣も変わって、飽きさせないおせち料理になりますので良かったらご参考にしてください。

1、ハムスライス、
2、ローストビーフ、
3、テリーヌ、
4、ミートローフ、
5、鴨スモーク、
6、スタッフドエッグ、
7、スモークサーモン、

こういった洋風食材もまたおせち料理には、新しい感覚で美味しく食べられます。

重箱の二段までは和風で三段目は洋風と言うのも、意外に喜ばれますよ。

このテーマのまとめ

おせち料理は手作りするとなると、それこそ何日もかかりますが、市販の食材を上手に取り入れれば、半日程度で豪華なおせち料理が完成します。

ご参考までに費用的には(購入する量にもよりますが)2段重で約6000~8000円、三段重まで用意した場合、昨年の出費は12000円程度でした。

新年をめでたく迎えるために、この年末はぜひおせち料理の準備を早めに計画しましょう。