我が家の柴犬をよくドライブに連れて行きますが、やはり犬でも車酔いはするものです。
せっかく楽しいドライブを、と思っても犬が車酔いすれば人間同様体調が悪くなり、目的地についてもゲンナリとしてかわいそうになってきますね、
このページでは犬の車酔い対策や防止法をお伝えしたいと思います。
目次
犬の車酔い対策と防止策とは?
人間同様犬もそれぞれの体質によって車などの乗り物酔いを起こします。
一番の対策としては生後2カ月当たりの子犬のうちから、車に乗せて慣れさせることが良いのですが、車に乗せる機会がないまま成犬になってしまうと、比較的車酔いを起こすものです。
また車酔いを起こす犬は意外に多いそうで、約1/3の確率で車が苦手な犬が存在するのですね。
愛犬が車酔いする原因は?
我が家の愛犬はどうにか車に慣れてくれましたが、車酔いする原因は、
・車の振動やエンジン音・・これは当然であり、人間も乗り物酔いするのは「揺れ」が原因なのです。
・車内の独特の匂いに反応・・匂いに敏感な犬族は、車の独特の匂いを嫌う傾向があるようです。
子犬の頃から慣れた匂いならまだしも、成犬になって車に乗せて一度でも酔ったりすると、車内の匂いを覚えていますから、その後二度と乗りたくなくなるようです。
犬の車酔い対策や防止策で酔い止めをするには?
では車に酔った愛犬はどんな反応を示すかと言うと、
・嘔吐する(吐いてしまう)
・よだれが出る(異常に垂らしてしまう)
・震えが出て落ち着きを失くす
・心細げに鳴いたり吠えたりする
車酔いしてしまったり、しそうになった時の対策法ですが、一度友人の犬を車に乗せた時は、嘔吐こそしなかったものの、震えながらよだれを垂らしていました。
まさか車酔いになっていると思わず、友人は必死に抱きしめていましたが、飼い主が声を掛け続け頭やお腹を撫でさすってあげると犬は寄り添うように体を預け、多少落ち着いてきました。
・つまり車に乗せてもほったらかしにしないで、幼児と同じように声を掛けスキンシップを図ることが大切なのですね。
また小さな犬や小型犬でしたら抱っこすることで、車のエンジンに振動がダイレクトに伝わりませんから、抱っこしたまま乗るのも方法です。
・また車の運転も急発進や急ブレーキを避け、なるべき静かに運転することです。
・車用の芳香剤もあまり良くないそうですから、車内はなるべく無臭状態にしておくのがベストです。
・もしエアコンのカビ臭さや不快な匂いがあるようでしたら、なるべく窓を開けて車外の空気を取り込むようにしてください。
・ドライブ中はこまめに休憩を取って、車外に連れ出して少しだけ散歩して戻るのも方法です。
愛犬の初めてのドライブの前に
・エンジンをかけていない車内に乗せて、愛犬を5~10分ほど好きなようにさせることです。
これを1日数回繰り返します。
・次はエンジンをかけた車内で同じように愛犬といっしょにいることです。
・そして最後は10分程度の短いドライブに出かけることです。
以上のことを行って、我が家の愛犬はその後長時間のドライブでも車酔いしなくなりました。
犬の車酔い対策や防止策に酔い止め薬は効果ある?
友人は月に1~2回ドライブと言うより100km離れた実家に帰る必要があるため、どうしても愛犬を車に乗せて出かける必要があるとのことでした。
そのため動物病院で相談したところ、急性嘔吐と乗り物酔いによる嘔吐予防の薬があるとのことで、購入したそうです。
効果はそれなりにあるようで、愛犬は嘔吐やよだれもなく意外に車内でも落ち着いていそうです。
ただしそれなりに高価な薬で5000円近い出費があったそうです。
このテーマのまとめ
可愛い愛犬が車酔いするのはやはり見ていて辛いものですね。
車酔いを防止するトレ―ニングもありますし、最悪薬に頼ることで愛犬の車酔い対策になると思います。