今年もまた冬将軍の到来が間近に迫っていますね。
私は北国生まれ北国育ちながら、なぜか寒さに弱く、逆に暑さには比較的強いという体質の持ち主です。
我が家の石油ファンヒーターが壊れてしまったので、今回は暖房器具についてあれこれ調べてみました。
その調査結果をお伝えしたいと思います。
目次
暖房器具のおすすめを比較!まずは電気代などの経費は?
暖房器具を調べますとご存知のようにエネルギーとなるものは何か?と言うことが一番のキーポイントとになります。
大まかに分けて「電気」「ガス」「灯油」になりますが、やはり暖房器具の中では電気を使うものが圧倒的に多いようです。
さらに灯油やガスをエネルギー源にした器具であっても、ファンを使うものでしたら多少なりとも、電気が必要になります。
もちろんその場合の電気代は、大元のエネルギー源に比べたら大した費用ではありませんが、停電になったら使えないという問題はどうしても残ると言うことです。
電気・ガス・灯油のどれが一番安い?
最近の暖房器具は、エコが叫ばれ始めて以来省エネ設計が基本になっています。
たとえば10年前のエアコンと今販売されているエアコンの電気代を比較すれば、20~40%程度は安くなっているそうです。
エアコンに限らずほとんどの暖房器具はその傾向がありますから、省エネ設計さまさまといったところですね。
とは言え、電気もガスも灯油もお金がかかることに間違いはありませんし、原油が値上がりすれば電気もガスもそして灯油も価格は高騰してしまいます。
ではこの3種類のエネルギー効率を考えた場合の費用の比較ですが、
・6畳用エアコンの場合1時間当たり3.4~38.4円
・セラミックファンヒーターですと13.7~30.3円
・ホットカーペットですと5.8~8円
・こたつですと2~5.1円となっています。
【ガスをエネルギーにした暖房器具】
・6畳用ガスファンヒーターの場合1時間当たり約13円
【灯油をエネルギーにした暖房器具】
・9畳用石油ファンヒーターの場合1時間当たり約0.5円
(灯油1リットル当たり80円での計算)
暖房器具のおすすめは、石油ファンヒーター?
上述したランニングコストで行けば、暖房器具のおすすめはやはりダントツに石油ファンヒーターと言うことになります。
エアコンやガスファンヒーターが省エネ設計されたとはいえ、1/10以下のコストしかかからないのです。
ですから「ランニングコストだけ」を比較すれば、これはもう石油ファンヒーターが一番ということになりますが、しかし石油ファンヒーターにはデメリットもまた多くあるのですね。
石油ファンヒーターの体験上のデメリット
私はこれまでいろいろな暖房器具を使ってきましたが、やはりメインにしてきたのは石油ファンヒーターでした。
理由は数十年前からランニングコストとしては、灯油が一番安いと言われていたからです。
とは言え寒さが本格的になる前でしたらエアコンも使いましたし、ガス会社さんの強いすすめでガスストーブを使用した時期もありました。
コスト以外にそれぞれにメリットデメリットがありましたが、では石油ファンヒーターのデメリットを挙げてみたいと思います。
・灯油の確保の面倒さ・・灯油はポリタンクを持って専門店に購入しに行く必要があります。
灯油が満タンになったポリタンクは重いですし、業者が車で売りに来る場合もありますが、この手間はとにかく面倒だと思います。
・定期的に灯油を補充する面倒さ・・石油ファンヒーターに灯油を補充するのも、かなり面倒ですね。
しかも手に付きやすい灯油の匂いも気になります。
・付けても消しても灯油の匂いは残る・・石油ファンヒーターの性能が上がったので、点火時などの灯油臭さは減少したものの、それでも多少なりとも匂いは残ります。
また上述以外にも、火事のリスクは電気がメインのエアコンなどの暖房器具よりどうしても高くなる、と言うことです。
暖房器具のおすすめ比較の結論
私の体験上の石油ファンヒーターのデメリットをお伝えしましたが、これはほとんどの方が経験していることだと思います。
ランニングコストだけを考えれば圧倒的にリーズナブルな石油ファンヒーターですが、たとえばお年寄りの家庭ですと3つのデメリットのうち、灯油の確保と補充は厳しいものがあるかと思います。
そういう意味ではコストを無視してエアコンやホットカーペットに頼るしかないかと思います。
とは言え、昔ながらのこたつも暖房器具としては捨てがたいものですし、暖房効果が低いと言われるオイルヒーターも今後の技術革新で、大きく進歩するかも知れません。
このテーマのまとめ
冬の暖房器具は生活必需品に間違いはないですが、最近の傾向として断熱効果の高い下着や衣類も、決して馬鹿には出来ません。
いくら暖房器具を揃えても外出中の防寒対策も、また必要になります。
最後になりますが、寒さに縮こまってばかりいないで少しは運動量アップを心掛け、寒い冬を乗り切りたいと自戒を込めてお伝えしたいと思います。