「弥彦菊まつり」とは決してメジャーな祭りではないですが、
地元や周辺地域では、知る人ぞ知る人大変人気のある祭りです。
ここでは「弥彦菊まつり」の人気の秘密や開催場所、
開催期間をお伝えします。
弥彦菊まつりとは?なぜ人気があるのか?
「弥彦菊まつり」は昭和36年以降永年続けられてきた、
奉納切花大会が発展したもので文字通り菊花の展覧会ですが、
出品数や品目においては全国トップの規模を誇っています。
専門家が1年間丹精込めて技術の粋をこらして咲かせた見事な菊が、
数多く出展されて、そして審査が行なわれます。
特にその中でも年ごとにテーマを変えて出品される、
3万本の挿芽小菊による「大風景花壇」が大人気があり、
多くの人々の心を魅了しているのです。
出展菊は厳正な審査で各賞が決定
「弥彦菊まつり」はにいわゆる菊人形展とは異なりますが、
日本が誇る菊花大展覧会で出品された菊は、
農林水産大臣賞はじめ文部科学大臣賞厚生労働大臣賞、
また神社本庁統理賞や県知事賞、
こういった名誉ある賞が厳正な審査によって決定されます。
機会があればぜひ新潟県「弥彦菊まつり」に訪れたいものですね。
弥彦菊まつりとはどこで開催される?
大人気の菊花展覧会「弥彦菊まつり」が開催されるのは、
新潟県にある越後一宮彌彦神社境内です。
◆交通アクセス=JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩約1~2分
◆北陸自動車道「三条燕IC」から車で約30分
◆駐車場=普通車で300円
この境内を会場にして盛大に菊が飾られる様子は、
秋の風物詩として新潟県内はもちろん全国に知られていますので、
大勢の観菊者で賑いをみせています。
神社すぐそばの弥彦山も大変人気のあるスポットです。
一説には弥彦山は強力なエネルギーを持っているので、
それをご神体とする弥彦神社境内にいるだけで、
パワーを授かるとも言われています。
つまり弥彦山から弥彦神社は今話題のパワースポット、
と言うことですね。
またこの時期には弥彦山の木々も色づいてます。
近隣の「弥彦公園のもみじ谷」もこの時期には色鮮やかな、
紅葉で彩られ観光客で賑わいます。
さらに夜には紅葉がライトアップされ昼とは違った、
幻想的な世界が広がります。
なお、もみじ谷ライトアップは10月下旬から紅葉終了まで、
となっていてライト点灯の時間帯は17時~21時30分となっています。
また弥彦山にはロープウェイで登ることができますし、
車でしたら弥彦スカイラインをドライブしながら紅葉を、
楽しむこともできます。
由緒ある美しい菊の花と、紅葉狩りのどちらも楽しめる弥彦は、
日本固有の風情を感じられるすばらしい場所ではないでしょうか?
弥彦菊まつりとはいつからいつまで開催されるの?
「弥彦菊まつり」は毎年11月1日から11月24日までが開催期間になっていて、
主催は新潟県や新潟県教育委員会、新潟県菊花連盟です。
もし「弥彦菊まつり」にお出かけの際は開催期間など事前に、
問い合わせすることをおすすめします。
お問い合わせ=弥彦観光協会・弥彦観光案内所 0256-94-3154
まとめ
「弥彦菊まつり」で観られる大菊の数咲きは1本の幹から伸びた、
千輪もの菊を円形に仕立ててそれはそれは見事なものです。
それ以外にも古典菊や小菊懸崖盆栽など一度観たらその美しさや、
すばらしさに感動すること間違いありません。
さまざまな趣向の菊の花が境内を埋め尽くしていますので、
ぜひ一度ご覧になることをおすすめします。
ご参考までに神社の前には露天などのお店がズラリと並んでいますので、
お腹が空いたらこんなところで小腹を満たしつつの休憩も、
良いと思いますし、
近くのお店で新潟の名物料理などを堪能するのも有りですね。