イルカの知恵袋“そこが知りたいネっと”

粗大ゴミの処分方法とは?費用が安いのは?不用品回収業者?

生活していく上で常に付きまとうのがゴミの問題であり、特に困るのが粗大ゴミ(大型ゴミ)の処分ですね。

生ゴミやプラスチックゴミなら、各地域によって決められたルールに従って回収してもらえば済みますが、一部の粗大ゴミは公的機関でも回収しませんし、自分たちで処分しないといけないからです。

ここではそういった粗大ゴミの処分方法について、お伝えしたいと思います。

粗大ゴミの処分方法あれこれ

実家が引越しすることになったため、家具類一切合切を処分することになり、その方法を私に任されてしまいました。

重い腰を上げて私も渋々粗大ゴミの処分方法について、各方面に問い合わせしたり、ネットで調べ捲りました。
その結果ですが、

・各地域の自治体で決められた回収可能な粗大ゴミは、指定日に指定場所に出せば無料回収してもらえる。

ただし、回収可能な粗大ゴミは意外に厳しく決められているため、処分予定の粗大ゴミの1/10程度しか出すことができませんでした。

ちなみにテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンといった家電品はリサイクル指定されていますので、基本的には自治体では引き取ってもらえません。

一部テレビなどは私が問い合わせた自治体では、テレビのサイズ単位で有料で回収するとのことでした。

また、自動車やオートバイ、タイヤやピアノなども回収不可と回答されました。

・不用品回収業者に引き取りを依頼する。
これはたまたま近くに廃品回収業者があり問い合わせた結果ですが、こちらはほとんどの粗大ゴミを無料または有料で引き取ると言う答えが返ってきました。

そしてその費用は事前に伺って見積もりをする、という話でした。

粗大ゴミの処分方法としては、自治体で無料有料で引き取ってもらう方法と、民間の回収業者に依頼するという2つがあります。

・それ以外にはまだ使えるものでしたらオークションに出すとか、リサイクルショップで買い取ってもらうなどお金になる方法もあります。

粗大ゴミの安い処分法とは?

粗大ゴミを安く処分する方法ですが、じつは残念ですがこれは一概にコレです!と言えないものなのです。

上述したようにたとえばテレビ一台だけでしたら、自治体に頼んで数百円で済みますが、まとめてとなると料金は一気に跳ね上がります。

不用品回収業者に依頼するのが一番安いと思いがちですが、じつは民間の回収業者もピンからキリまであって、良心的なところでしたら一般的な費用で済みますが、聞いたところによりますと、「エアコン回収無料」と謳っていながら、それじゃとお願いしたところ、5000円の請求があったそうです。

これは「回収は無料でもエアコンの取り外しは有料だった」と言う話です。

粗大ゴミ処分とにかく安く上げるには

粗大ゴミの個数や物によって、自治体で料金を確認することと同時に民間の不用品回収業者に見積依頼をすることです。

ものによって、とはたとえばリサイクルしやすいものでしたら回収業者は安く引き取ってくれますが、自治体は○○はいくらと決められているから価格交渉の余地がないからです。

ですから結論的には、処分する粗大ゴミの種類と処分量が決め手となってくると言うことですね。

ただ言えることはそれなりの処分量があるようでしたら、やはり良心的な回収業者の方が、安くつく可能性が高いと言えます。

粗大ゴミの処分はリサイクルにつながることも忘れずに

上述したようにリサイクルショップに持って行けば、処分費用どころか逆にわずかですがお金になって返ってくるのです。

これは売った粗大ゴミがリッパに再生されて商品としての価値を持って、また別の人の役に立つと言うことです。

本来はゴミとは何にも生まれ変わらずに、燃やされたり潰されたりするものですが、リサイクルショップではそのゴミが商品価値を持って生まれるのです。

そいう言う意味でも、粗大ゴミの処分はまず第一に「リサイクルショップで引き取ってもらえるかどうか」と言うところから、発想するようにしたいものです。

また不用品回収業者に依頼しても、ものによって一部部品の再利用もされることが多々ありますので、回収業者はそれによって利益が出ますから引き取り料も無料になったり、安い費用で処分してもらえると言うことです。

トラックに乗せてまとめていくら?の処分法とは

最終的に私は、以下のように粗大ゴミを区分けしました。
・自治体で無料引き取りをしてもらえるもの
・リサイクルショップで買い取ってもらえそうなもの
・それ以外のリサイクルゴミ類は回収業者に見積依頼

この区分けによってほとんどの粗大ゴミは処分でき、時計や置物、椅子やテーブルなどリサイクルショップで買い取ってもらった金額が5750円、古いエアコンや洗濯機など回収業者に支払った金額が9580円となりました。

ところで粗大ゴミの処分法で以下のような情報を耳にして、私も問い合わせをしてみました。

こちらも自治体が運営しているのですが、トラックに山積みした粗大ゴミを「重さ×決められた単価=処分費」として支払う、という方法でリサイクル品以外が条件になりますが、これがけっこう安いと知人に聞いたのです。

およその推定ですが、うちの粗大ゴミをトラックで持ち込んだ場合2000~3000円で処分できる計算になったのですが、処分場がかなり遠方であったため私は断念しましたが、こういった自治体が運営する持ち込み処分場は、各地域にあるそうですからぜひご参考にしてください。

このテーマのまとめ

粗大ゴミの処分は一つ二つならまだしも、引越しであるとか家の建て替えであるとかで大量の出た時が大変なのですね。

引越し業者でもサービスの一環で処分してくれる場合がありますが、もちろん全部無料と言うわけには行きません。

いずれにしてもすべてゴミだから、と考えずにリサイクルできるものはそういったショップなどに持ち込むことを忘れないようにしたいものです。